ぼやく三毛猫

四国内をウロウロしてる三毛猫のぼやき

秋の香川を満喫しよう『手袋&バッグ冬まつり』『大窪寺』『朔日』『金倉寺』

11月の3連休、お天気にも恵まれたので香川の東まで遠征してきた。

お目当ては東かがわ市讃州井筒屋敷で開催される『手袋&バッグ冬まつり』。そしてちょこっと「第88番札所 大窪寺で紅葉でも見て、打ち込みうどん(そば)を食べたいなぁなんて思っていた。

⇧ 彼は2年前に亡くなったお母さんと毎年訪れていたそう。私は初めて行くのでとても楽しみにしていた。

待ち合わせていた彼と、まずは旅のお供を購入しに行こう。

『汐沢製菓』観音寺市)に「やきもち」を買いに来た。 

⇧ 朝9時開店と同時に入店。美味しそうな和菓子が揃っていた。

緑色が鮮やかなよもぎ畑」「やきもち」を1個ずつ購入。温かいお茶と一緒に食べながらドライブ開始。

⇧ まずは道の途中にある「香川用水記念公園」三豊市)に寄ってみた。こちらも紅葉がきれいらしく、この3連休は夜にライトアップもされている。

足の指を骨折しているので、無理せず奥までは見に行かなかったけど、水路に紅葉の赤が映えて、とても美しかった。人も多くないので穴場スポットかも。夜のライトアップもきれいだったろうな。

「道の駅 たからだの里さいた」三豊市)へも寄ってみる。比較的大きな道の駅で温泉も併設されている。バイクに乗ったライダーのお客さんがとても多かった。近くに徳島へ抜ける道もあるらしいので、ツーリングの途中に寄りやすいのかな。

売り場は大盛況。お野菜安かったな。うどん用の粉やその粉で作られた餃子など、香川らしいものもたくさん売られていて、見ているだけでも楽しかった。

⇧ パン工房もあったよ。

寄り道しすぎて目的地までまだ遠い。次に目指すのは大窪寺だ。けれどここで大きく予定変更。大窪寺へ向かう山道が大渋滞でまったく進まない。みんな考えることは一緒で紅葉を見に行きたいんだろうけど、駐車場もいっぱいで身動き取れなくなっているんだろうな。私たちは早々に諦めて、開けた場所でUターン。遠回りして東かがわ市へ向かうことにした。大窪寺はまた夕方にチャレンジしてみよう。

ということで来ました讃州井筒屋敷東かがわ市)。江戸時代から昭和初期にかけて、醤油や酒の醸造で栄えた旧商家 井筒屋(旧・佐野邸)の屋敷を改修した観光・体験施設になっている。

門をくぐるとかなり広い空間が広がっていた。青い空に白いテントが映える。

入ってすぐ左手の「一之蔵」『カフェ 醤』になっている。その日揚がった「引田ぶりの漬け丼」がやエビフライが食べられる。

外のテントでは大量の手袋が売られている。こんなにたくさんの手袋を見たことないかも。そもそも私は東かがわ市が手袋で有名なことを知らなかったのだけど、その理由をチャットGPT先生に聞いてみたところ、「塩産業が衰退して、たまたま始まった手袋製造が、時代の産業構造の変化、技術革新、そして世界的な需要によって発展し、今では“日本の手袋の9割をまかなう”規模になった」とのこと。世の中何が起こるかわからないね。人生も一緒だ。

手袋の山の中にマフラーやショール、小物などもある。私は冬用のモコモコ靴下を2足購入した。しっかりした温かそうな毛糸の靴下2足で300円。安すぎない?

「与之蔵」では革製品の販売がされている。

品質の確かな上質な革製品。これがびっくりするほどお安い価格で販売されている。

今回は財布などの小物の販売がなかったけど、彼は去年栃木レザーの財布を5000円で購入していて、今も大切に使っている。

⇧ 私はこちらのキャメル色のバッグを購入した。定価は4万5千円だが、何と5千円で販売されていた。やわらかいレザーで大きさもちょうどよく、とても上品な佇まいで素敵だった。その後ろにある赤い小ぶりなバッグも気になって買うかすごく迷ったけど、結局こちらのキャメルのバッグのみ購入した。彼もシックな色のショルダーバッグを購入していた。そちらは定価2万9千円が9千5百円。ちょっとお高めなので迷っていたけど、とても似合っていたので買えて良かった。

「五之蔵」では食器や民芸用品なども販売されていた。

13時から「引田ブリの解体ショー」が催されるとのことで、さっそく向かう。

引田はハマチ養殖発祥の地らしい。隣の県だけど知らないことがいっぱいだ。

⇧ 今日の主役はこの子。5.5kgの立派なブリちゃん、1匹1万5千円也。もちろん今朝水揚げされたばかりのピチピチギャルだ。

とにかく立派。そしてこの時点で美味しそう。

楽しいジョークを交えながら、詳しく解体方法をレクチャーしてくれる。見ていると簡単に解体できそうに思えるから不思議だ。実際は四苦八苦するに違いないんだけど。でもいつかチャレンジしてみたいな。

あの立派なブリちゃんもこんな小ささに。「刺し身」「ブリしゃぶ」で試食できるけど、私たちは「ぶりしゃぶ」にした。ものすごく脂が乗っていて甘く感じるブリだった。美味しすぎて本当にびっくりした。

楽しい&美味しい『手袋&バッグ冬まつり』だった。また来年もぜひ来たい。

お腹が空いたのでここから大窪寺の打ち込みうどんに再チャレンジすることにした。来た時とは反対側から山を登ると、渋滞に巻き込まれることなくすんなりと大窪寺まで辿り着けた。彼曰く、最初からこちら側から登ればよかったとのこと。

⇧ しかし食べたかった打ち込みうどんの『八十八庵(やそばあん)』(さぬき市)は外までの大行列。この時点で時間は15時。『八十八庵』の営業終了は16時。はい、諦めました。これはまた来年再チャレンジしよう。

⇧ 向かいの『野田屋』も大行列。お団子も買えず。気を取り直して、本来の目的の紅葉を見に参拝することにしよう。

紅葉は一部で少し見頃を過ぎたかなというところ。先週がピークだったみたい。

四国第88番札所ということは、この大窪寺が札所巡拝(お遍路さん)の最後の寺ということになる。これまで1番札所から巡ってきた人にとっては、とても感慨深いお寺になるんだろうね。

境内まではわりとすぐに辿り着ける。しかし参拝客がとにかく多い。

参拝して献香したあとは、のんびり紅葉を楽しむ。今年は猛暑だったので、とかく秋を待ちわびていた。でももうすぐに冬になりそう。毎年思うが、秋が短すぎる。

モミジもきれいだけど、イチョウの黄色の葉も鮮やかできれいだったな。

看板猫ちゃんかな? ものすごく高貴な感じの毛並みだった。尻尾までモッフモフ。少しだけ撫でさせてもらった。お接待してくれてありがとう。

結局朝から「やきもち」よもぎ畑」、試食の「引田ぶりしゃぶ2切れ」を食べただけなので、猛烈にお腹が空いてきた。どこか美味しい和食が食べれるところはないかな。

ということで検索して見つけた和食屋さん『食事処 水仙高松市)へ。ここは何と言っても16時半から開いているのがいい。開店時間を待って飛び込みで入店した。

もちろんこの日の夜の部の1番乗り。案内されたカウンター席に座ると、柔和な笑顔の大将が出迎えてくれた。

ずらっと並ぶ酒瓶。口コミの評価もいいから俄然期待してしまう。

⇧ 長嶋さん推しなのかな。王さんの野球ボールもあった。

⇧ 私はこの右上の「ハマチ(ブリ)塩炙り丼」(1500円)に決めた。ぶりしゃぶを食べてから口が魚を欲している。これに「みそ汁」(400円)をつけた。

⇧ 彼が注文したものは左下の「魚煮物定食」(1900円)。彼も完全に魚の口。引田ブリ美味しかったもんね。切り身を買うより1匹買った方がお得だから、今年のお正月はまるまま1匹買っちゃおうかしら。ちなみに魚をさばくには軍手は必須と今日の漁港のおじちゃんが言ってたよ。あとまな板と包丁はその都度拭くことがポイントだそう。生臭さがなくなるとのこと。

私の注文品の「ハマチ(ブリ)塩炙り丼」ミョウガやネギ、かいわれ大根がこんもりと乗っている。炙られたブリが香ばしくて、塩の味もほどよく効いている。何より食感がいい。ブリのプリプリとした身に、薬味のサクサクが合わさってとっても軽快。薬味がとっても新鮮なんだろうな。今日は香川のお魚に驚かされてばかり。

彼の注文した「魚煮物定食」。魚はアジと珍しい赤メバルだそう。彼は無言で黙々と食べていた。かなり美味しかったらしい。お漬物もおみそ汁もすべてが美味しかった。大将が迷ったらエビフライがおすすめと言ってくれたのに、全然違うものを食べてしまった。にこやかに常連客らしい人と話している大将を見ると、このお店が地域の方々に愛されている店なんだなと実感できる。私も家の近くにあったら常連客になるかもしれない。

支払いを済ませて帰ろうとすると入口に「本日満席」の札がかかっていた。私たちは4時半の開店と同時に入ったからセーフだったけど、本来なら予約しないと入れない店なのかもしれない。大将、店員さんありがとう。

ホテルに行く前に寄り道。タリーズ 高松サンシャイン通り店 』へ。本屋に併設されたタリーズは愛媛にはないから珍しいな。店内はクリスマスモード。この時期はなんか心が浮足立つね。

私はいつもの「チャイミルクティー(ソイミルク変更甘さ抜き)。彼はクリスマスっぽい名前の今の時期限定ドリンクを注文してた。

確か「ドバイチョコレートラテ」ってやつだったと思う。生クリームとチョコレートの濃厚なコクと、ピスタチオの風味が合っていてとても美味しいラテだった。

TSUTAYA 高松サンシャイン通り店』は本だけじゃなく可愛らしい雑貨や食品も扱っている。ついつい玄米餅とせいろ料理の本を購入してしまった。

この後は翌日に備えてホテルで就寝。隣の部屋の音が大きくて途中何回も目が覚めてしまったのでちょっと寝不足。

次の日。この日の昼食はカレーに決めた。以前から気になっていていつか行きたいと思っていたお店。

看板もオシャレな『朔日』善通寺市)。11時半の開店時間に予約して訪れた。

⇧ 一見カレー屋さんに見えない暖簾もおしゃれ。早めに着いたので少し待ってから入店した。

入口近くの4人席に座る。あとは窓近くの4人席と真ん中の大きな円卓があるのみ。席数は少ないので混雑時には相席になるのかもしれない。

大きな窓から見える景色はのどか。この右手側に「JR土讃線 金蔵寺駅」がある。

⇧ 今日のメニューはこちら。「いりこ出汁のチキンカレー」「塩レモンのポークビンダルー」。どちらかひとつのみでも注文できるけど、やっぱりここは「あいがけ」(1400円)で食べたい。

⇧ トッピングやドリンク・デザートメニュー。私はここから「ピクルス玉子」(100円)をトッピングしてもらった。

お水はセルフなので自分でカウンターまで汲みに行く。隣には美味しそうな焼き菓子と何やらチャイらしきものが。先ほどのメニューを見るとチャイはテイクアウトもできるよう。「ホットチャイ」は早めに注文してねとの注意書きがあったので、ここで注文しておいた。

⇧ やってきた「あいがけカレー」。お皿の中が芸術作品だね。セットのトッピングは「大根の漬物」「間引き菜と葉付人参の炒めもん」「菊芋とレバーのマサラ」「豆のカレー」の4種類。

使っている玄米はネオニコフリーの佐渡こしいぶき。他、野菜などの食材は出来る限り地産・国産を使用しているとのこと。

スパイシーなんだけど、とても優しさのあるまろやかなカレーだった。副菜も主張しすぎることなく、全体的に調和した味になっている。店主の優しさが感じられる美味しいカレーだった。

この後相次いでライダーの来店があり、店内はすぐに満席になった。外で待っている人も増えてきたのでここで退店。もちろんテイクアウトの「ホットチャイ」(400円)もお会計と同時に渡してくれた。

⇧ 手袋市で買ったバッグももうお気に入り。カレーと同じくチャイも、スパイシーだけど優しいこっくりとした味わいだった。なかなか来れる距離ではないけど、また香川に来た時はぜひ寄りたいお店だった。

このまま帰るのはまだ早いなと思っていたところ、『朔日』の近くに何やらネーミングからして惹かれるお寺を発見。

『第76番札所 金倉寺善通寺市)。「かなくらじ」かなと思ったら「こんぞうじ」と読むらしい。

立派な仁王様がお出迎え。表情は険しいのだけど、ぽっこりお腹に親近感が湧いてしまう。

仁王様の裏には巨大なわらじが奉納されている。

御神木はクスノキかな。大きな木を見ると、この木が植えられた時代にはどんな人たちがいて、どんな暮らしをしていたんだろうと、大いなる歴史に思いを馳せてしまう。

手水舎には色とりどりのお花が。

シックで秋らしい色のお花たち。参拝客をお出迎えする真心が感じられる。

本殿。安産祈願や子授祈願、七五三など、この日はたくさんの子ども連れの参拝客が訪れていた。

名前の金倉寺から金運アップのお寺かなと勝手に思っていた私の煩悩を参拝では陳謝した。邪な考えはいかんね。純粋に素直に生きるのが1番だ。

⇧ と思ったら「金箔を貼っておかげをいただいてください」と書かれた大黒様が。煩悩が復活しかけたが、金箔1枚500円の文字を見て引っ込んだ。ありがとう大黒様。

以上で今回の旅も終わり。今回の香川旅もとってもいいものになった。何より気候が良かったのが1番ありがたかった。本格的に寒くなる前に、もう少し秋を楽しみたい。次はどこに行こうかな。

足の指骨折で今回も片方だけ健康サンダルという格好で観光したよ。いつになったらおしゃれなブーツを履けるのか。

朔日|Instagram