ぼやく三毛猫

四国内をウロウロしてる三毛猫のぼやき

誕生日を祝ってくれる人がいることに感謝①「茶寮 慈現」「すしえもん 小栗店」

また1つ歳を重ねてしまった。40代最後の年である。

昔は50歳なんていったら大人も大人で、すべてを熟練の域でこなし、深い懐と余裕の表情で人生を俯瞰して見ている、なんてイメージだったが、そんなことは1mmもない大人になってしまった。ボケては子どもたちにツッコまれ、歩けば低い段差でつまずき、魚の骨さえ老眼鏡がないと取れない。しかし、これがリアルに歳をとるということなんだろう。そんな自分を労りながら、これからの人生を歩いて行かなくちゃいけないな。

嬉しいことに、私の誕生日を積極的に祝ってくれる人たちがいる。これは本当にありがたいことだ。私よりも私の誕生日を覚えていて、気にしてくれる大切な人たち。1番目にお祝いしてくれたのは息子だった。給料日が過ぎたらご飯をご馳走するよとのことだったが、息子の仕事が終わる時間の関係で、14時以降にしか会えなかったので、15時までランチをしている「すしえもん」に行くことにした。しかも平日の月・水・木曜はお得なランチメニューがある。

14時はさすがに空いていた。それでもポツポツとお客さんがやってくる。

⇧ こちらの「特選握り」にした。お寿司10貫と赤だし(生わかめorあおさ)付き。息子は足りないだろうから、追加で何か頼んだらいいよね。そのために今日は多めにお金を下ろしてきたらしいし。

⇧ はやる気持ちを抑えられずに箸袋を開けてしまった。でもちゃんと写真は撮ったぞ。この10貫と赤だし付きで1200円はお安いと思う。ネタも大きくて食べ応えも十分。赤だしは生ワカメを選んだ。大きなワカメがわんさか入っていて美味しかった。

私も息子も好きなものを後に残すスタイル。息子はサーモンだったし、私は煮穴子だ。いつもは食べないネタを食べられるのもよかった。ホタテやエビはあまり頼まないけど、すごく美味しいと思ったよ。案の定、息子はこの「特選握り」の他にも色々追加で注文していた。私も娘の晩ごはん用に握りのセットをお持ち帰りで注文した。満腹になって店を出た。現地集合だったので、その場で息子と別れた。大きくなりすぎた背中を見て、少したくましくなったな(精神的にも)と思った。まだまだ甘えん坊だけどね。

誕生日の翌日、今度は娘がご飯をご馳走してくれた。何がいい?と言われて悩んだが、ずっと気になっていて、いまだに行ったことのない店を選んだ。

⇧ それがこちら。『茶寮 慈現』松山市)。今日はデザートを食べようと思って14時に予約していた。外では何組かお客さんが席待ちをしていたので、予約して行ってよかった。帰る頃にもまだ待ちのお客さんが数組いた。行こうと思っている方は予約をおすすめする。かき氷の季節は予約不可とのことなので、今の時期から夏前くらいならば電話で予約ができる。

こちらのお店、とにかくアプローチからして素敵。交通量の多い街中にあるお店なのに、ここだけ空気が清涼だ。緑と水のおかげだね。

建物も趣があって素敵だった。語彙力がなくて素敵としかお伝えできないのが残念だけど、窓枠ひとつとっても凝った意匠が施されているので、店内の様子も俄然気になってくる。

ここでばーんと『茶寮 慈現』の暖簾が登場。どこからどう見ても素敵。こんな家に住みたいと思っていた時もあったなぁ。

否が応でも期待が高まるエントランス。水の音も心地良い。店内に入り、予約していることを告げる。ここは靴は脱いで上がるシステムとのことで、パタパタ扉の靴箱に靴を入れる。また裸足で来ちゃったよ。

入ってすぐの個室に案内されたので、奥がどうなっているのかはわからないが、全体として落ち着いた雰囲気。床も柱もよく磨き上げられている。

こちらの2名席に通された。やっぱり窓の意匠が凝っていて素敵。さりげなく掛け軸も飾られている。しかしここで誤算。店内に入った時も感じたが、ものすごく空調が効いている。この個室にも吹き出し口があって、そこから冷気がどんどんと流れ込んでくる。めちゃくちゃ寒い。半袖&裸足だったので、余計に体が冷える。これは絶対にかき氷は食べられないなとこの時点で悟った。このあとお店の人に言って少し空調を緩めてもらった。若干弱まった気がしたけど、それでもまだ個室は寒かった。

デザートを食べる予定だったけど、ここは予定変更。ご飯ものを食べて温まることにした。かき氷はまた真夏にでも食べに来よう。

⇧ この2025秋限定の「ベリーといちじくと葡萄」(2000円)が気になっていたんだな。寒すぎて食べれなかったけど。

⇧ 第2候補は「抹茶のおぜんざい」(1000円)だった。お餅とあんこ美味しいよね。

「慈現のごはん」(1680円)から私は「鮭の西京焼き」を、娘は「若鶏の竜田揚げ」を選んだ。季節の副菜3種類とお漬物、白米、豚汁がセットになっている。それに甘味の「黒糖プリン」(380円)と、ドリンクにそれぞれコーヒーとミルクティー(各280円)をセットでつけた。娘はティラミスが希望だったが、残念ながら売り切れていた。色々な話をしながらのんびりと待った。次々とお客さんがやってくる音がする。こんなに寒い店内でもかき氷を食べてる人がいるんだな。世の中にはかき氷を2杯も3杯もおかわりする猛者もいるらしいし、好きなものにお金をかけて経済を回していると思えば悪くないのかも(いきなり壮大な話)。

⇧ やってきた私の「鮭の西京焼き」。いい香りがしている。量としては少なめかもしれない。男の人には足りないような気がする。しかもこの後、3/1ほどご飯を娘にあげたので、余計にそう感じたのかも。

⇧ 娘が頼んだ「若鶏の竜田揚げ」。大きい鶏肉が4つ乗っている。ソースは自家製タルタルソースとポン酢を選べたので、娘は迷わずタルタルソースを選んだ。コーンが入ってる?と疑問形で言いながら食べていたので、ソースの具材に使われているのかもしれない。

メインの鮭の西京焼きは骨もなくキレイに全部食べることができる。味付けもご飯に合う。副菜もどれも美味しい。お味噌汁は白味噌を使っているのかな。具は大根とネギだった。よく噛んで食べることにしているので、結果として満腹になった。でももちろん甘味は別腹だよ。

⇧ 出てきたプリンにびっくり。思った以上に大きい。見た目からしてちょっと固めの食感かなと思う。だとしたら大好物だ。

いただきまーす。うん、想像以上に美味しい。黒糖カラメルのコクに負けない卵の味がする。濃厚なんだけど、くどくない。食感ももっちり寄りで固め。とにかくとっても好みで美味しいプリンだ。

ドリンクも届いて、2人で美味しい美味しいと言いながらプリンを食べる。10個は食べられないけど、5個は余裕で食べられるね、と互いの意見を一致させながらすべて食べ終えてしまった。もちろん1個で我慢するよ。大人だからね。

今年もよき誕生日を迎えられたことに感謝を。私もお返ししなくちゃね。

茶寮 慈現|Instagram