
暑くなるとどうしても冷たくてさっぱりしたものばかり食べがちだけど、こんな時こそ野菜を食べたい。もちろんお肉も食べるけど。
初めて行くお店って入るのに勇気がいるよね。特に私は一人でふらっと行くことが多いから、「おじゃましますぅ」という感じで店内をこわごわ覗き込む。変な人じゃありませんよ~と薄ら笑いを浮かべながら入るのだけど、私が気になって行くお店はみんな気持ち良く迎え入れてくれるので、今までトラブったことはない。本当にありがたい。
今回ご紹介するお店も、ランチの開始時間に予約もせずにふらっと立ち寄った。イケオジ(は失礼な年齢かな)の店主がイケボで出迎えてくれた。何となく寡黙な感じで職人気質が垣間見えたが、案外話してみたら気さくでジョークを飛ばしてくるタイプかもしれない。これは完全に私の脳内イメージなので、試しちゃだめだな。
お店の名前は『chic fava 長戸サイド』(松山市)。読み方は「シック ファバ」というらしい。意味は何なのかなぁと思っていたら店主がインスタで解説してた。
chicは英語なのか仏語なのか、、、シックな装いなどと使われる言葉で、直訳の日本語だと「粋な」となるようです。favaは伊語のファーべ(そら豆)由来。
つまりシックファバとは「粋なそら豆」の意。
ある時、そら豆をこよなく愛す職人のところに降りてきたネーミングでした。
「粋なそら豆」。永遠に当たりそうにない正解だった。でもそら豆好きの店主のそら豆愛が感じられるネーミングだね。
こちらのお店は、ここに行くと決めて探さないと見つけられないと思う。普通の一軒家で看板も小さい。初めて行くと、え?ここにカフェがあるんだ?とびっくりする。駐車場も1台分しかない。しかし店中に入ると、シンプルながら木を使った温かみのある内装になっている。清潔感もあって居心地も良さそうだ。

ランチのメニューは「ベジプレート」と「ノンベジプレート」、「豆腐チキンキーマカレープレート」の3種類。

私は「ノンベジプレート(1200円)」を注文した。内容は「バジルチキン・ゴーヤみょうがのサラダ・チーズ入り里芋マッシュ等」。スープが付いているのが嬉しい。

『chic fava 長戸サイド』の料理は、愛媛県産の無農薬・自然農の野菜などのオーガニック食材で作られている。どれも優しい味わいで美味しい。毎日こんなご飯でいい、と思いながらも娘のご飯を作っている限りは、なかなか自分の好きなものばかりは作れない。オーガニック食材が体にいいのはわかっているけど、家族分作るとエンゲル係数が駄々上がりしてしまうよね。いつか1人暮らしにでもなったら、のんびり作って食べたいな。
この後、店内はどんどんお客さんが入って来て満席に近くなった。グルテンフリーのデザートも気になったけど、それはまたの別の機会の楽しみに取っておこう。帰り際に「美味しかったです、ちょっと遠いけどまた来ます」と勇気を出して店員さんに伝えると、キョトンとした顔をされた。あれ?私やっぱり変な人だったかな? 戸惑わせてごめんなさい。でもまた行きます。
次にご紹介する『24節気食堂AOZORA』(松山市)も野菜がてんこ盛りに摂れるお店。早めに行ったけどやっぱり少し待った。人気のお店だな。

⇧ 私が注文した「AOZORA定食」(1580円)。ご飯は酵素玄米ご飯(+180円)に変更した。相変わらずサラダの量がすごい。新鮮でシャッキシャキのお野菜に、2~3種類の好きなドレッシングをかけて食べる。副菜もお野菜たっぷり。旬の野菜を使った週替りのおかずになっているので、いつ行っても新しい出会いがある。こんな野菜の調理方法や味付けがあるんだな、といつもの料理の参考にもなるね。

⇧ 娘が注文した「チキン南蛮定食」(1480円)。結構ボリューミー。もちろん野菜もてんこ盛り。卵をたっぷり使ったタルタルソースと、甘酸っぱいタレがかかった鶏天がめちゃくちゃ合う。チキン南蛮を最初に考えた人は天才だな。
人気店なので駐車場に車を止めるのも一苦労だし、今なら炎天下の店先で待つかもしれない。そして席も(私の座った席だけかも)空調が届かずかなり暑くて汗だくになる。覚悟はいるが、間違いなく体には優しく味も美味しい。ということで私は秋以降の再訪を誓ったのだった。